小児科 pediatrics
生後1年以内の発育過程のワンちゃん、猫ちゃんの幼齢期に多い疾患の診断治療をはじめ、予防医学、健康診断、栄養指導、教育(しつけ)方指導などを主に扱う科です。
ご家族の元に来てから新しい環境に慣れるのに1〜2週間はかかります。体調を崩しやすい時期です。元気がない、食欲がない、嘔吐や下痢、皮膚がかゆい、くしゃみ、鼻水、咳(ケンネルコフ)等あればすぐに受診をしてください。
また、1才まではとてもとても大切な時期で、特に最初の3〜4カ月間は健康診断、予防接種、寄生虫予防などを行う時期であるとともに、社会化期という精神発達や教育上重要な時期になります。私たちは、診察室もしくは教育説明(しつけ方)教室や歯磨き教室などを通じて子犬や子猫の健全な発育のお手伝いをしたいと考えています。
健全な発育を支援
まずは健康チェックを受けましょう
ペットが家にやってきたら、まず動物病院に連れて行き、健康チェックを受けることをお勧めします。獣医師は栄養状態や皮膚、被毛、耳、目、鼻、口などを見たり、触れたりして異常がないか調べます。心臓や肺の異常が聴診で見つかる場合もあります。検便で寄生虫がみつかることも稀ではありません。猫では猫白血病ウイルスと猫免疫不全ウイルス(猫エイズ)の検査を受けておいた方が安心です。通常、ワクチン接種の前にも健康チェックをし、健康であることを確認しますが、できればその前に健康チェックを受けておいた方がよいでしょう。
こんなにある予防接種で防げる病気
現在ワクチン接種によって予防できる病気には、犬では犬ジステンパー、犬パルボウイルス感染症、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型感染症、犬パラインフルエンザ、犬レプトスピラ感染症、犬コロナウイルス感染症と狂犬病があります。狂犬病以外は通常混合ワクチンの形で接種し、5種混合ワクチンから10種混合ワクチンまであります。当院のある地域ではレプトスピラ感染症が毎年発生していますので7種混合ワクチン以上を推奨しています。
猫では3種混合ワクチンがあり、ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症が予防できます。(予防医療のページを参照してください)
予防接種はいつすればよい?
ペットが家にやってきたらすぐにワクチンを接種するのではなく、10日間から2週間はまず新しい環境に慣らします。移動のストレスや生活環境の変化によるストレスは胃腸炎や免疫力の低下をひきおこし、生命にかかわるような事態になることもまれではありません。シャンプーや耳そうじなどペットにとってストレスになりそうなことはできるだけ避ける必要があります。したがってこの時期が過ぎてからワクチンを接種行います。
ほとんどの子犬や子猫は母乳から免疫をもらいます(移行抗体)。この免疫は生後約2ヵ月から4ヵ月で消失しますがその時期には固体差があります。この母乳からの免疫量が多いとワクチンが効かないため初年度のワクチンは数回接種する必要があります。通常は初回ワクチンを生後8週で接種し、以後3〜4週間ごとに15〜18週まで接種します。終了時期はワクチンの種類により異なります。また、初回ワクチンを移行抗体の影響を全く受けない時期に接種しても1年以上持続する強い免疫を作るためには2回以上の接種が必要です。
予防接種後に注意すること
- 最終のワクチン接種後2〜3週間で完全な免疫ができあがりますので、それまでは公園など感染の機会のある場所には連れて行かないようにします。
- 接種当日は激しい運動やシャンプーは避けてください。
- 熱がでたり、注射部位を痛がったりすることがあり、そのために震えや元気がなくなることもあります。通常は1〜2日で回復します。
- まれに接種後アレルギー反応やアナフィラキシーショックを起こすことがあります。
蕁麻疹や顔の腫れ程度のものからショック状態になるものまでさまざまですが、ワクチンという性格上絶対おこらないとは言い切れませんので、異常がみられたらただちに動物病院に連絡して下さい。
担当スタッフ紹介
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所属学会
- 日本獣医師会
- 動物臨床医学会
- 獣医神経病学会
- 日本獣医画像診断学会
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出身地大阪府
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卒業大学大阪府立大学
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メッセージ毎日飼い主様とお話しをさせていただく度に、獣医師になれた喜びとそれに伴う責任を痛感しています。真面目一辺倒に病気を診るだけでなく、飼い主様とその家族であるペットにとって、何が一番幸せなのかを一緒に考えられる時間を提供できればと考えています。
寂しがり屋の関西人です、気軽に声をかけてください。
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所属学会
- 日本獣医師会
- 動物臨床医学会
- 日本獣医がん学会
- 比較眼科学会
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認定医獣医腫瘍科Ⅱ種認定医
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その他比較眼科学会臨床生涯教育プログラムセミナー修了
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出身地東京都
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出身大学麻布大学
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メッセージ飼い主様とのコミュニケーションを大事にしたいと思っています。不安やわからないことがありましたら、気軽にお尋ねください。
病気、ケガだけでなく、ご家族との日常生活もサポートできればと思います。
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所属学会
- 日本獣医師会
- 動物臨床医学会
- 日本獣医がん学会
- 日本獣医循環器学会
- 獣医画像診断学会
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認定医
- 獣医腫瘍科Ⅱ種認定医
- 画像診断検定医
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その他
- 心電図検定1級
- 近畿動物医療研修センター 研究生
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出身地千葉県
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出身大学北里大学
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メッセージ自分自身が獣医師としてより成長し、動物にもオーナー様にも満足していただけるような医療を提供していけるように精進していこうと思いますのでよろしくお願いいたします。
岡山に住むのは初めてなので、岡山県についても色々と教えていただけたらと思います。
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所属学会
- 日本獣医師会
- 動物臨床医学会
- 日本獣医学会
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出身地広島県
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出身大学山口大学
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メッセージ飼い主様と動物にとってベストな治療を提案出来るよう、丁寧な診察を行っていきます。
不安なことや気になることはなんでも相談していただければと思います。
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所属学会
- 日本獣医師会
- 動物臨床医学会
- 日本獣医がん学会
- 日本獣医循環器学会
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出身地岡山県
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出身大学麻布大学
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メッセージ飼い主様の大切な家族である動物たちが飼い主様と一緒に幸せに暮らせるよう、気持ちに寄り添った丁寧な診察を行います。
獣医師という職業を楽しみながら日々精進していきたいと思います。よろしくお願い致します。
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所属学会
- 日本獣医師会
- 動物臨床医学会
- 日本獣医がん学会
- 日本獣医皮膚科学会
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認定医獣医腫瘍科Ⅱ種認定医
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出身地香川県
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出身大学麻布大学
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メッセージ私自身もこれまでにたくさんの動物たちと暮らしてきました。
その経験を活かし、獣医師として飼い主として皆様の気持ちに寄り添い安心していただけるような診療を行います。
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出身地広島県
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出身大学北里大学
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メッセージ飼い主様の不安に思っていること、気になることを少しでも解消できるような診察をしたいと思っています。よろしくお願いします。