施設案内 Facility
施設・設備
CT撮影装置
CT検査はX線を360°方向から照射し、身体の断面を撮影する検査です。全身麻酔をかけ、人工呼吸の下で撮影を行います。検査時間は15分くらいで終了します。
CT検査とは
CT(コンピューター断層撮影:Computed Tomography)
CT検査は、X線を360°方向から照射し、身体の断面を撮影する検査です。
同じX線を使うレントゲン検査よりも、病変の部位や形状等の細かい情報を得ることができ、さらに3D処理により、どこの部位にどのような変化が生じているか鮮明に描きだすことができるのが特徴です。
これによりレントゲン検査やエコー検査では分からなかった病変が明らかになる場合があります
CT検査の方法
CT検査は通常全身麻酔をかけ、人工呼吸の下、撮影は呼吸を止めて行います。
しかし、動物の状態によっては全身麻酔をかけずに撮影することもあります。
検査自体は15分くらいで終了します。検査の目的によって造影剤を使用する場合があります。
造影剤を使用することにより血管や病変がより鮮明となり、正確な診断が可能となります。
待合室
待合室に猫専用エリアを作りました。これで猫ちゃんもゆっくり待っていただくことができると思います。
診察室
待合室から様子が伺えるようにガラス張りの診察室になっており、身体検査や聴診などの検査を行います。また、診察室に設置してあるモニターでは検便やフィラリア検査の実際の画像を映し出すことができるので、寄生虫の卵や幼虫が一目で分かります。耳掃除や注射などの簡単な処置もここで行います。
レントゲン・エコー室
骨折・椎間板ヘルニアなどの診断に有効なレントゲン撮影や内臓の構造や妊娠を調べることができる超音波検査を行う部屋です。当院にはレントゲンFCR(fuji computed radiography)を設置しており、撮影したレントゲン画像を即座に診察室のモニターで見ることができます。
検査室・処置室
検査室では血液検査や顕微鏡で細胞を調べる検査を行います。血液の中の細胞を計数する血球計算機、肝臓・腎臓の数値や血糖値・コレステロールの濃度などを測定する血液化学検査機、血液の中の酸素濃度などを調べることができる血液ガス分析器、血液の凝固能を測定する器械などが置かれています。また、顕微鏡は高性能なものを設置しており、当院の得意分野である血液疾患や腫瘍疾患にたいして活躍しています。処置室では皮下点滴、歯石除去や外傷の消毒などの処置を行います。
また、ペットの体の中のホルモン濃度を測定する機械も設置しており、特殊な病気の診断も可能です。
手術室
安全な麻酔管理のために、大学病院などで使用している人間用の最新鋭医療機器と同程度の吸入麻酔機を使用しており、これはコンピュータ制御の人工呼吸器を搭載しています。また、心電図モニター、カプノメーター(吐く息の中の麻酔濃度などを測定するモニター)などを設置して、手術中常に脈拍数や呼吸数、血圧、血液中の酸素や二酸化酸素濃度を監視しています。当院では生体内に異物となる縫合糸を残さないために血管を熱で閉じてしまうPKシステムや超音波振動により止血を行う超音波メスを手術に対して積極的に使用しております。また、誤って飲み込 んでしまった異物を胃の中から取り出したり、胃腸の検査を行う内視鏡検査もここで行います。
入院室・ICU
どちらも汚れやにおいが残らないように常に清潔を保つよう工夫しています。入院室は24時間室温を保つように常にエアコンをつけています。ICUには重症の患者さんが入りますので、診察室からでも様子が伺える場所に設置しており、温度管理や酸素吸入も行えます。また、慢性の呼吸器疾患の患者さんに対しては薬剤の吸入療法(ネブライザー)も行っていおり、皮膚病の治療に有効なバブルバスも設置しています。
駐車場
20台の駐車が可能です。